第1日目、2023年1月21日(土)
先ずは山へ入って材料の調達。
今回は高圧電線下に伸びたヒノキを、
海上の森センターの人に伐ってもらいました。
直径 25~30センチくらいで、年輪を数えたら68歳。
(実は私と同級生だったのです!)
講師のグリーンウッドワーク協会 小野さんから
木目に関する特性を説明してもらいながら、
脚に引き続いて削った座枠と貫と呼ばれる、
座面を編むための枠と脚を繋ぐ部材を4本ずつ、
テノンカッターという、鉛筆削りの大きなの
みたいな刃物を使って「ホゾ」を削ります。
そのホゾを打ち込むホゾ穴を、慎重に
方向を確かめて、ドリルで開けます。
部材が全部揃ったら、いよいよ組み立て。
夕方まで目一杯時間をかけて、
なんとかフレームを作り上げました。
第3日目、2023年1月28日(土)
この週今季最強寒波が襲来し、瀬戸の海上の森
あたりも薄っすら雪でしたが、なんとか開催。
出来上がったフレームのガタつきを確認して、
脚の長さを調整、上部の伸びた部分をカット。
各部材の表面をナイフで整えます。
みんな大切なスツールなので、
黙々と作業が続きました。
最後はアクリルテープで座編みです。
みなさん好きな色を選んで、単色と
二色とで、個性の出たスツールに。
3日間かけて出来上がりました!。
『本当に私にできるかな?。』と言っていた人も、
1週間前は山に生えたヒノキが、思い思いの
色合いの素敵なスツールに仕上がりました。
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