2026年2月24日火曜日

令和7年度 グリーンウッドワーク講座 海上の森、「スツールづくり」



先ずは海上の森センターの方から海上の森の成り立ち、
今回の材料のヒノキについて説明を受けました。
今回は今までのスツールと違って、ヒノキのムク板を
座板に使ったもの(手前の1/2サンプル)です。


60年生超のヒノキに楔を打ち込んで割る。


それを万力を使って半分に割り返す。


第1日目は小さく割り返したヒノキを削り馬に
載せて、ひたすら削りました。


未だ寒く、でも脚を削るのは汗をかきながら
デッキで作業を続け、第1日目は終了。

2026/02/07




二週間後の第2日目は晴れて急に春の陽気。


第1日目に削った脚と一緒に乾燥してもらった
座板をそれぞれ選んで、第二日目の作業開始。


脚を取り付ける位置を座面に罫書いてから、慎重に
角度を確かめて、手回しドリルでホゾ穴を開ける。


脚にはテノンカッターという刃物を手回しドリルに
取り付けて、グルグル回してホゾを削ります。


いよいよ組み立て。
座板と脚のホゾに接着剤を塗って、楔を打ち
込んだら、飛び出した部分を切り落とします。


ガタつきを見た上で脚の長い部分を切り落とし、
座面や脚をきれいに仕上げたら完成。


なんとか二日間でスツールが完成!。


皆さん達成感いっぱいの笑顔。

初めての形のスツールでしたが、皆さんに満足いただけて、
講師もスタッフも良かったと思えた二日間でした。

※画像はクリックして拡大してご覧いただけます。

2026/02/14
 

2026年2月15日日曜日

「みどりの工作室」2026年2月14日


2/7・2/21 開催の「スツールづくり」講座に参加中の方、
残った材料を使って復習を兼ねてまた脚を削ってました。


そんな姿を見て、午前中に別の団体で海上の森に来ていた
小学校5年生の女の子、やってみたいと削りに挑戦。


「スツールづくり」講座の材料として使うヒノキを伐り
倒すため、傍に生えてて伐られたヤマザクラを
「みどりの工作室」に提供していただきました。
さっそくオブジェを彫り始めた方の作品です。
心材部分がとても微妙ないい色合いでした。


そのヤマザクラで果肉植物を飾るため、
二つ目のプランターを削ってます。


何ヶ月もかけて組んだスツールにい草ロープで<br>
座編み、もう直ぐ完成ですね!。


急に温かくなって春を感じさせるような陽気。
屋外で生木を削る、いいシーズンになりました。 
 
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3月の「みどりの工作室」は14日)です。
参加申し込みは

こちら から

 

2026年1月11日日曜日

「みどりの工作室」2026年1月10日




新年最初の「みどりの工作室」の日。
朝早めに工作室に着いたら、前のデッキは霜で真っ白。


早速みなさんいろいろ作りかけのもので作業。


昨年から引き続きケヤキの三本脚スツールに挑戦中。
脚をきれいに削るには鉋が便利です。


スツールの座編みが途中になって、このあとご自宅に帰って
編み間違いに気づき、編みなおしていたら止まらなくなり、
最後までやってしまって『翌日は腕が絶賛、筋肉痛です…』
とのことでした。


手前の横長のは果肉植物を飾るためのものだそうで、
作業中の丸いのは、前から削っているスープカップ。
割れが入ってしまいましたが、これも果肉章句物用に
補修して使っていただいたらいかがでしょうか?。


来月7日・21日に開催の、海上の森
グリーンウッドワーク講座「スツールづくり」
でつくる見本品。
たくさんの応募をいただき、抽選になります。

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2月の「みどりの工作室」は14日)です。
参加申し込みは
      こちらから

 

2025年12月15日月曜日

「みどりの工作室」2025年12月13日


この日の工作室には、前週あったグリーンウッドワーク講座
「農民美術運動とこっぱ人形」の体験会で完成できなかった
こっぱ人形の続きを彫る人も参加。


その時撮った写真を見ながら細部を整えて、


いよいよ色づけ。


可愛い人形に仕上がりました。


こちらは加藤慎輔さんが講座に触発されて、
木の枝を使って彫り始めた小さな男の子。
枝の直径は3cmくらいです。
小さくて難しそう!。


こちらはケヤキの三脚スツールづくりに挑戦中。
この日は脚の削り。


ホオの木を削って杓子づくり。


これは硬いケヤキを削り続けて、サボテンの
プランターづくり。

皆さん今年も一年グリーンウッドワークを楽しみました。

2026年新年最初の「みどりの工作室」は
1月10日)です。

参加申し込みは
       こちら から




 

2025年12月8日月曜日

令和7年度 グリーンウッドワーク講座 海上の森 第5回 特別講演会「農民美術運動とこっぱ人形」-お話と制作体験


講師に長野県上田市にある「コゲラの里工房」徳武忠蔵さんを
お招きし、農民美術運動の歴史や意義についてお話しいただき、
こっぱ人形の制作体験会のご指導をしていただきました。


古いこっぱ人形の中には、直径2cmくらいの木の枝を使って
作られたのもあり、本などでは判らない驚きがありました。


大正から昭和初期にかけて広がった「民藝運動」は「物」を
評価したのに対して、「農民美術運動」は「人」が中心と
なった、当時の暮らしに根付いた運動であったという
お話が印象的でした。(写真はすべて拡大できます)


現代風な姿やスマホを覗き込むクマは
徳武さんの作品です。


台の部分に「自力更生」と書かれた農夫は、
どんな時代に生きていたのでしょうか?。


シラカバの枝で作られた、幼子を背負うお母さん。


500円硬貨の直径は 26.5mm、それより細い枝を
使って、どうやって彫ったのでしょうか?。


今風の人形たち。


講演に続いて、工作室に移動して
こっぱ人形の製作体験会。


基本的には、角材に正面と側面のスケッチを描いて、
鋸で切り込みを入れ、それを彫刻刀で少しずつ削り、
形にしていきます。(モデルは上田の子獅子だそう)


体験会で教材となった女の子の人形、高さ 5cmくらい。
材料はカツラ(写真)とシナの木の二種類。


初心者向けに、正面の雛形だけを材料に写しとり、
先ずは輪郭を平刀で切り落とします。


彫刻刀といえば、皆さん版画を彫ったりしたことは
あるでしょうが、立体となると勝手が違います。


徳武さんに聞いたり、見本を何度も見返しながら、


皆さん熱心に集中して彫り続けていました。


何とか形に。
因みに徳武さんは、ほとんど幅 20mmの
平刀だけを使って彫るんだそうです。


一番要となるのは顔。
首の部分を彫らなくても「人」に見えるように、
僅かな角度で額から鼻の辺り、そして口元を
彫り分けることによって「顔」を表現する。


『できるだけ少ない平面でとらえる』ということ、
それには「人」の身体のこと、「彫刻」の基本的
なことを知っていないとできないことですね。


色づけまではできなかったのですが、だいたい彫り
終えて体験会は終了、この皆さんの笑顔

続きはご自宅で、また翌週 12月13日(土)の
「みどりの工作室」で仕上げてください。
「みどりの工作室」参加のお申込みは
こちら から。