今年の「スツールづくり」は、11/11,12 と 11/25,26 の四日間。
前半の二日間が始まり、先ずは山に入って材料となる樹の伐り出し。
高さ 10m を超えるヒノキの伐採は、県の技官の方にお願いしました。
長さ 50cm くらいに玉切りしたのを、みんなで工作室へ運びます。
工程について説明を受けたあと、早速楔を打ち込んで二つ割り。
それを更に半分にして、順に角材を採っていきます。
そのあとは削り馬の上でひたすら削っていきます。
今回はこんなスツールが出来上がる予定です。
座面を構成する「座枠」と脚をつなぐ「貫」にホゾをつけるため、
テノンカッターという鉛筆削りの大きいのみたいな刃物をつけた
手回しドリルで、真っ直ぐに先の部分を丸棒状態に削ります。
前半の二日間で「貫(左上)」と「座枠(左下)」を削って、
二週間乾燥させておき、もう縮まなくなった状態で乾燥させて
ない「脚(右)」にホゾ穴を開けて差し込めば、そのあと脚が
乾燥して「貫」や「座枠」が徐々に締め付けられて全体が
固まるという仕組みです(上の写真はそれぞれの部材を作る
工程、下から上に向かって仕上げていく様子を表す見本です)。
講座の合間にヒノキの端材で講師の小野さんと椿さんが
作ってくれた、おしゃれなクリスマスツリー。
もうそんな季節ですが、今月(11/19・日)と来月(12/9・土)
「みどりの工作室」でこんなのを作ってみては・・・。
※ 写真はクリックまたはタップすると拡大してご覧いただけます。
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