2024年10月28日月曜日

「みどりの工作室」10月26日


工作室前のデッキは張替え工事中。
やっと秋めいた気温、樹々の葉の色も少し変わり始めてました。


前回持ち帰ったタカノツメで作られたシュリンクポット。
つまみが可愛いですね。


割った材料とかを保管するうちに、カビが生えたりするので、
アルコールとかを使ってそれを防ぐ方法をいろいろ研究中。
何ヶ月も置いてあった、そんな作りかけのククサの続き。
湿った状態も保たれて、努力の甲斐があったみたいです。


こちらは冷凍庫に保管してあった、作りかけスープカップ。
冷凍庫にスペースのあるお宅では、これも方法です。


海上の森センターの余部さんが伐っておいてくれた、
太いヤマザクラを使って椅子の部材をひたすら削る。

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今後の予定です、

11月9日(土)海上の森「みどりの工作室」
参加申し込みは こちら から     


11月23日(土・祝)・24日(日)
10周年記念「木と竹の つくる楽しみ、つかう楽しみ」
美濃市の同協会にて開催

「みどりの工作室」も作品ほかを展示します。
近々詳細をお知らせします。


12月7日(土)海上の森「みどりの工作室」
参加申し込みは こちら から     


12月14日(土)海上の森グリーンウッドワーク講座
ゲスト講演会「雑木の魅力」
近々詳細をお知らせします。


 

2024年10月14日月曜日

令和6年度 グリーンウッドワーク講座 海上の森 第3回 「ククサづくり」講座


当初8月の終わりに予定していた「ククサづくり」講座でしたが、
台風のため10月12,13日に延期、先ずは森に入って材料の確保。


海上の森センターの余部さんが事前に見つけておいてくれた
太いタカノツメの木。


上手く倒れるように、ロープをかけて引っ張る準備。
(実は引っ張らなくても上手く倒れました)


伐り倒した木を、更に短く玉切りしてもらいました。


年輪を数えたところ、樹齢は70年以上だったようです。
こんな太さの広葉樹はなかなか少なく、大切な木です、
大切に使わせてもらいます。


工作室に運び込んだら、楔を打ち込んで四つ割にします。


そのあと斧を使って板状に。


面を平に整えたら、ククサの型紙を使って罫書いてから、


鑿を叩いてカップ部分を彫ります。


粗方彫ったら、鑿を手で持って内側をきれいに、


工作室にコンコン、サクサクという音が響きました。
第1日目はここまで。


工作室の外にはガマズミの赤い実。



2日目はカップ周りの余分なところを鋸で切り落として、


斧を使って、全体をコンコンひたすら丸く削っていきます。


皆さん斧を使った作業はほとんど初めての人ばかりで、
こつを教えてもらいながら奮闘。


最後はナイフで削って形を整えていきます。
(これは講師の見本)


皆さんの思い思いの形のククサが完成!。


前の日森で切り倒したタカノツメの木から、
二日間の作業でこんなククサになりました!!。

皆さん大達成感いっぱいの笑顔!!!。

もうちょっと仕上げたいという方は、
10月26日(土)の「みどりの工作室」に
来てください。

余談ですが、今回の講座の様子を地元のケーブルテレビ「グリーンシティ」さんに取材していただきました。
10月16日(水)18:50~のそらまめ通信で放送予定だそうです。守山区・尾張旭市・瀬戸市にお住まいでご契約の方は見てみてください。