10時に講座開講、講師・スタッフと参加者の自己紹介のあと、この日使う刃物(ノコギリ・オノ・カービングナイフ)を使う際の注意事項と、スケジュールについて説明。この日の参加者は高校生から60代の男女10名でした。
グリーンウッドワークでは、里山の雑木を生木のまま手道具を使ってする木工。
早速この日の材料にする、直系8~10センチのホオノキを近くの山に入って切ってきました。
あいち海上の森センターの工作室に戻って手順の説明を受けたあと、ホオノキを箸の長さより少し長めに切ります。
オノを使ってまず二つに、次に四つに割ります。
グリーンウッドワークで使うオノは皆さんがイメージする薪を割る時に使うオノと違ってよく切れる薄い刃で、細く割った材料を更に細く削ることができます。
昼食のあと、続いてオノでの削りで2本揃ったら、ナイフワークの説明。「腕削り」は安全にナイフを使う基本的な方法です。
「胸開き削り」は上半身を使って力強く削る方法。慣れないと考えてしまう腕や肩の使い方をしますが、安全で疲れの少ない方法です。
「胸引き当て削り」も初めはびっくりかもしれませんが、胸当てを着けて体の反対側に刃の先を向けて削るので、目の近くで材料を見ながら安全に削ることができます。
さあ、実際に各自ナイフで削ってみるのですが、ほとんどの方が初体験。スタッフがアドバイスしたり補助をして削るうち、だんだん皆さん慣れていきます。
予定通り4時頃には皆さんの箸が完成。それぞれに個性的な箸になりました。
朝、山で切ってきたホオノキが箸になって、皆さん無事に仕上がった箸を手に、いーぃ顔しています!
来月10月は15日と22日の二日をかけてスプーンを作ります、定員10名に対して応募多数の場合には抽選となりますが、その後の講座も含めて受講希望の方は下記サイトからお申し込みください。
グリーンウッドワーク海上の森 特設サイト
https://greenwoodwork-kaisho.jimdosite.com/
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