前半の2日間から2週間開けて、後半の2日間が始まりました。
この間に消すっておいた座枠と貫を温風乾燥してもらってあり、
最初にそんな木の変化、材料の特性について説明を聞きました。
講師は美濃のグリーンウッドワーク協会の小野さん。
この日も天気が良く、紅葉の盛りになった海上の森センターの
工作室前のテラスで早速部材の仕上げ削り。
南京鉋(スポーク・シェイブ)を使ってシュルシュル削るのは
気持ちよくて、脚を丸く、きれいに仕上げました。
仕上げた脚は、座枠や貫がしっかり組みあがるよう、
木の目と木柄を見て組み合わせを決めます。
角度を確かめながら慎重にホゾ穴開け。
そこに座枠と貫を打ち込んで、ふた組の鳥居型の
脚を組んだところで、第3日目は終了。
スツールづくりの間、工作室の周りの林で『ピッ...ピッ』と
鳴いて、ジョウビタキの雌が時々様子を見に来ていました。
最終日はいよいよ全体の組立。
捻じれやホゾの入りを確かめながら組み立てます。
午後からは座編み、先ずはロープワークの練習。
今回はい草ロープでの編み込み、グリーンウッド
ワーク協会の椿さん(ばきちゃん)が解説。
仕上がりがきれいになるよう、角度を確かめ、
隙間を詰めて2時間くらいで完成です。
2週間前に山で伐ってきたヒノキがスツールに!、
皆さん達成感に溢れた笑顔でした。
大切に使い続けていただけることでしょう。
そしてこれからもグリーンウッドワークを
楽しんで続けていただけたらいいですね!。
因みに来月みどりの工作室」は、12月9日(土)、